クイックムーブメント

 

2018年プロジェクトから始まった三カ年計画の集大成として設計されたTF2020だったが、世界的な感染症の流行により活動が停止、難しい状況の中で製作が続けられました。

16年度から続いていたコンセプト「ドライバーの意のままに」を見直し、アクセラレーション4.0s、スキッドパット5.0sを目標に据えた新たなコンセプト「クイックムーブメント」を掲げ、設計が行われました。

目標タイム達成のために新たにvehicle dynamics班を設立、車両運動力学の観点から各パーツの目標パラメータを設定。従来の個人それぞれの考える目標設定からの進化を目指しました。

 

しかしながら、厳しい活動制限の中製作の遅れ、オンライン中心による個々人や班同士でのコミュニケーション不足など、新しい生活様式特有の問題点が発生。試行錯誤しながらの活動となりました。

大会では車両トラブルにより走行を断念。動的審査リタイアという結果に終わりました。

しかしながら、デザイン審査において新たな設計手法が高く評価され、6位という順位を獲得。今後のTFCの礎になる車両となりました。

 

 Technical Specification  

Chassis Full CFRP Monocoque
Bodywork CFRP Full Aerodynamics package
Wheelbase 1,700mm
Front Track 1270mm
Rear Track 1250mm
Weight 220kg
Front Suspension Double unequal length A-Arm Push-rod
Rear Suspension Double unequal length A-Arm Pull-rod
Tyres Hoosier LC0 16×6.0-10
Wheels OZ Racing 10 inch
Engine SUZUKI SV650
Cylinders 2
Displacement 645cc
Fuel Petrol
Lubricants Total Group
Max power
Max torque
Transmission type 4 Speed Close-ratio with Pneumatic Paddle Shift & Electric Clutch
Drive system type Shaft drive
Differential DRAXLER Formula Student LSD
Brake system 4disk system
Steering system Rack & pinion
Electronics MoTec M400